期間工の募集が次々と停止!?どうなる今後の期間工!
ツイートこんにちは。管理人のトナカイです。
今日は期間工と不景気について考えてみたいと思います。
期間工の情報に興味がある方なら最近のトレンドとなっているのが、
「期間工募集停止」
です。
ここ2年くらいは、どの自動車メーカーも祝い金をどんどん上げていって、まさに期間工バブルと言われる状態だったんですが、最近その流れが変わってきています。
今、期間工界隈で何が起こっているのか。
事実と管理人の考えを冷静に考えてみました。
マツダとホンダが期間工の採用停止
まずマツダとホンダが期間工の採用を停止したというニュースが入ってきました。
このニュースなんですが、なんと「NHKニュース」で報じていました。
自動車の販売が不振というのが原因です。
「NHKで報じられるなんて期間工が少しずつメジャーになっている」と、別の意味で印象に残った管理人ですが。
話を戻すと、これまで両者ともに期間工募集については根強い人気があったので、管理人も少し慌ててしまいましたが、もう少し様子を見たいというのが正直な感じです。
募集を停止する→メーカーに期間工が全く入ってこなくなる→従業員の循環が全くない
この流れをメーカーは好まないと思います。
なので、しばらくしたら少しずつ再開するのではないかと思っています。
今後も全く採らないということはないと思っています。
トヨタの期間工募集停止
そして、もう一つ大きなニュースはトヨタが期間工募集を停止したことです。
トヨタはこれまで、入社祝い金を40万円出しており、1番期間工の採用に積極的だったのですが、今回期間工の採用を停止してしまいました。
管理人が考えるトヨタ期間工の募集停止の要因は、
トヨタに募集が集中したことだと思います。
入社祝い金が高額だったのでトヨタに入社したいという期間工が殺到したのだと思います。
管理人はしばらく様子を見ていたのですが、この記事を書いている現在(2019年11月末)は、トヨタの募集は再開しています。
よかったです。
祝い金も40万円のままです。
期間工募集停止の要因
では、なぜこれまで活況だった期間工募集が停止してしまったのでしょうか。
その要因を考えてみました。
要因1 世界経済の悪化
アメリカと中国が貿易戦争をしています。
お互いの関税率を引き上げ、お互いの国の消費が落ち込んでいます。
中国とアメリカに輸出している自動車メーカーは多いので、当然あおりを受けてしまう訳です。
要因2 期間工募集バブルが崩壊
これは、色んな原因が有ると思いますが、期間工募集バブルが崩壊したことも一理あります。
期間工求人は祝い金の増額などにより熾烈さを増し、多くの期間工ブログも誕生しました。
その結果、期間工を志す人が多くなり、先ほどの景気減速も重なり、
需要と供給のバランスが崩れたのです。
これが管理人の思っている原因です。
現役期間工は不景気になるとどうなるか
不景気になると、車が売れなくなります。
なので、2直生産の場合ですと、
「タクトがゆっくりになる」
→「残業が減る」
→「1直生産になる」
→「タクトがゆっくりになる」
という流れをたどります。
タクトタイムに余裕ができれば楽になるのかと言うと、そうでもありません。
今まで2人で作業していた工程がいきなり1人でやらされる事になったりします。
2人でやってる作業を1人でやるわけだから、その1人は2倍働かなきゃいけないんです。
タクトはゆっくりだけど前より忙しい、という、なんだかわけが分からない期間に突入することになります。
しかも残業は期待できないので、
「疲れるのに給料減る」
みたいな感じになって、現役期間工でも不景気を実感することになると思います。
ただ、車種によっては好調をキープしたりすることは考えられるので、別のラインは暇なのに、こっちのラインは忙しい、という状況は全然あり得ます。
今後もっと不景気になる可能性は
ここ数ヶ月で期間工募集は急激に変化してきましたが、さらに悪くなる可能性について考えてみたいと思います。
アメリカと中国の喧嘩がさらにひどくなって、世界経済に飛び火するパターン
ヨーロッパの経済不安(イギリスのブレグジット)から日本経済に飛び火するパターン
金融機関のどこかが倒産することによる大混乱
中国経済が崩壊しはじめ日本も巻き添え
政権交代
天変地異
個人的にはこれ以上悪くなるのは考えにくいと思います。
どこの国も景気の下支え政策をしてきますし、少しずつ悪くなる可能性はありますが、日本の場合でいくとオリンピック特需もあります。
アメリカと中国はなんだかんだ言って既定路線だと思えます。
トヨタ的には経営でへまをすることは、そうそう考えづらいです。
日産はやらかしましたが。
徐々に祝い金が増減したりする可能性はありますが、期間工の募集は無くならないのではないでしょうか。
期間工の今後
ツラツラ書いてきましたが、皆さんが気になることは、期間工の今後だと思います。
日本はこれから高齢化社会が進み、労働人口が減ってきます。
いくら自動車が売れないといっても、日本の主要産業である自動車販売の落ち込みは、すなわち景気の減速を意味します。
なので政府をあげて支援をしていきます。
自動車減税なども支援の一つですね。
またトヨタの社長さんが、「終身雇用の時代は終わった」と言ってくれました。
今後は雇用の多様性が問われていくので、当然、期間工需要があるということです。
「不景気がもっとひどくなる」
「電気自動車が普及して工程が減る」
とか色々言われていますが、期間工バブルが落ち着けば、適正な募集が続いていくものと考えています。
これから募集する方へ
今は、面接を受けてもなかなか受からないと言われていますが、期間工の面接は何回受けても問題ありません。
なので、メーカーとかにこだわらなければどんどん申し込みしてみましょう。
現役期間工の方へ
現在の期間工の仕事を辞めないことです。
次の満了で辞めようと思っているひとも、1回延長して、様子を見てみるのもいいと思います。
また、正社員を目指している人は早くなれるように行動しましょう。正社員の採用も景気動向に左右される可能性が高いです。
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まとめ
今回は、現在の期間工状況についてお伝えしました。
ここまでネガティブな状況は、このブログを始めてからからは無かったので、今の状況を冷静に考えてみました。
今後の期間工情報については募集状況や祝い金の増減など、刻一刻と変化する可能性があるので、皆さんもチェックしてほしいと思います。
一つ言えるのは、期間工情報をお伝えする当ブログとしては、皆さんに有益な情報をお届けするのが1番と思っています。
今後も引き続きよろしくお願いします。
これから期間工で働こうと思っているあなたにも、応募してよかった、働いてよかったと思える日がくることを願っています→【2021年更新!】おすすめ期間工ランキング